コンピュータウイルスは、パソコンでインターネットでホームページを閲覧したり、メールやUSBメモリによりコンピュータに感染する特殊なソフトウェアのことである。
コンピュータウイルスに感染すると、ハードディスクのファイルを消去したり、コンピュータを使えなくしたり、電子メールやパソコンに蓄積しているデータを勝手にネットワークを通じて外部へ送信したりする。
そして何よりも自分のパソコンのみならず、電子メールやUSBメモリを通じて他のコンピュータに感染するため、ウイルス感染源が自分のパソコンであった場合、「あいつはコンピュータのマナーも守れないやつだ」と周りから非難を浴びることになる。
ウイルス対策は、パソコン購入して必ず実施すべき最低限のマナーである。
現在、ウイルス対策ソフトウェアは、無料のものから有料のものまで、さまざまなものがあるが、何れのソフトウェアも初めにインストールすればよいというものではなく、ウイルス定義ファイルを日々、インターネットを通じて更新(アップデート)する必要がある。
パソコンを購入してインターネット閲覧や電子メール、USBメモリ等を接続することがなければ、コンピュータウイルスに感染することはない。しかし、ほとんどのパソコンは、ネットワークに接続して使っている。
グーグルの「Googleおすすめの無料ソフトウェアパッケージ」にノートン製のウイルス検出ソフトウェア「Norton Security Scan」がある。
一見、無料ソフトでありグーグルが推奨しているため、使ってみようと考えるだろうが、このソフトウェアは、(1)オンラインでウイルスを検知することができない、(2)ウイルスを駆除できない、とい理由でインストールしない方がよい。
無料でも、きちんとオンラインでウイルスを駆除できるソフトを選ぶべきだ。
ウイルス対策ソフトウェアとしては、無料のソフトウェアもあるが、私は、ウイルス対策の性能の高さと、ソフトウェアの軽さを重視し、以下のソフトウェアを推薦する。
お勧めソフトウェア:ESET(イーセット)製の「NOD32」または上位バージョンの「Smart Security」(スマート セキュリティ)
【お勧め理由】
◆ 軽い
◆ 価格.comのウイルス事件で、感染を防いだソフトウェア
◆ 世界で最も権威のあるウイルス情報誌「Virus Bulletin」の「Virus Bulletin 100% Award」を33回受賞しており、ウイルススキャン性能が非常に高い
◆ 警察庁採用。その他、日本大学生産工学部、国立天文台で採用
ESET Smart Securityは、NOD32に、スパイウェア対策、フィッシング対策、パーソナルファイアウォール、迷惑メール対策を追加した総合セキュリティ対策ソフトウェアである。
NOD32とSmart Securityに関する情報は、ここから。
ESET Smart Securityに関する追加情報は、ここを参照。